2006・9・1 柱状節理の渓谷 十日町市田代 「七ツ釜」

昔むかし、滝つぼの主・大蛇との約束を破り「投網」を打ったが大蛇の怒りから
命を失った男がいた・・・

そんな伝説が残る渓谷へ行ってきた
大きなブナが生える急な斜面に作られた、渓谷へと続く雨に濡れた坂道は残暑をたくわえ
むせかえるほどの蒸し暑さ。滑らないように、転ばないように、と一歩一歩慎重に歩いた。
もちろん、途中で目に入る自然の素晴らしさをカメラに収めながら。

坂道途中から、川の流れる音が聞こえ、さらに緑の中に断崖が見えてきた。
9月に入ったこともあり、訪れる人も無く、私1人でマイナスイオン独り占めの贅沢な時間
降る小雨さえもが火照った肌に心地よく感じた。


道路沿いにある駐車場に車を止めて
なかなか探す事が出来なかった道
ようやく草むらの中にそれらしきを見つけた

下り坂道の入口 注連縄をくぐって通る

坂道を下り始めると、ところどころで
急斜面を歩いていると感じる場所がある
この先は断崖

坂道の途中に見える断層  流れの音が心地よい

そこに立つのも、覗き込むのも勇気が必要

断崖の窪みにツリフネソウ
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