第2回 大地の芸術祭

越後妻有アートトリエンナーレ2003
Echigo-tsumari Art Triennial 2003

 

我が町内、本町五・六丁目サンクロス駐車場にアーティストの北川 貴好 氏が作品を作ることになりました。
この作品のテーマは雑草と花です。普段見向きもしない雑草の根強さが会期中どんな形で成長して行くか・・
いろいろな意味で考えさせられ、楽しませてくれる作品だと思います。
 
では、ここに作品の製作過程を一部ご紹介いたしますのでご覧下さい。



作品となる12tダンプの前で記念撮影をするのは、とても気さくなアーティストの北川さんです。
芸術祭の会期中、刻々と変わる情景がおもしろい!! 毎日が新しい発見ですネ。

 



題名 フィキセーション・トラック
作者 北川 貴好 氏

 



全員集合!! ゾクゾク集まる地元ボランティアの皆さん。
地域住民参加の作品作りには労を惜しまず協力します!!



トラックの荷台には総重量10tの土が上がっていますが
儀式として土盛り式をやっているところです。

 



市会議員さんや消防署のレスキュー隊員、市役所職員さんも
町の活性化の為、北川さんの為に応援しています!!

 



北川さんより作業内容と作品説明を受け、いざ作業開始・・

 



まずは、アンカーを埋めるための穴掘り作業
想像以上に土が硬いのでなかなか仕事が進まないようです。



見るに見かねたらしくチビッ子の登場・・
大人には任せていられないッてか?



こちらは柔らかい所を掘っているようですネ!!
とにかく穴を掘ろうと言う意気込みには熱意とパワーを感じます。

 



穴の深さは40B、こんな穴をトラックの周りに20個以上掘ります。
かなりきつい仕事でも、こへび隊ががんばってくれています



いよいよアンカーの埋め込み、最後にハンマーでたたき込み
穴を埋めれば作業完了!! 後はワイヤーを張るのみ・・

 


昼食の一時・・
インスタントテーブルの上にはご馳走(ゴッツォ)が 並んでます。
これを食べると、なかなか自宅に帰れそうもない・・か?

 



最後になりましたが、アーティストの北川さんです。
この作品に北川さんの人柄がよく出ていると思います・・
土の暖かさと草花のような根強さを感じました!!