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旅館再建工事の記録

2005.3〜 

工事の過程を記録として残して行きますので、完成までの過程をお楽しみ下さい。


各部屋の壁はすべて石膏ボードを2枚重ねで張っていきます。
防火区域という事で、防火壁が義務付けられているのです。


和風の落ち着いた感じを出したいと思い、外壁の下部分は
腰板で周囲を覆いました。大工さんが一枚一枚丁寧に張ってくれました。


玄関屋根の上から見た景色です。
今までよりかなり高いので、景色もかなり違って見えるようです。
遠くの山並みも綺麗ですョ!!

中では一階の天井張りが始まりました。
天井が結構高いので、圧迫感はまったく感じられません。


3枚重ねで、仕上げの床材が敷かれていきます。
最初に敷かれたのが28ミリの合板 (ネダノン)2枚目が3ミリの合板
3枚目が仕上げの12ミリ天然木化粧合板です。


外壁ボードに金網を張り、全体をセメントで粗塗りしました。
数日乾かしてから、いよいよ壁面塗装の段階に入ります。
乾くと同時に塗装するとヒビ割れがあるので、様子を見て始めるそうです。


玄関横のロビー部分を広く使う為、置物は最小限にと気を使っているのですが・・
当初の予定通り、お客様用のインターネット無料パソコンは設置致します。


屋上に上がる階段スペースが取れなくなってしまったので
屋根裏を利用して一画だけに床板を張り、収納式の天吊り階段を付けました。


玄関正面は、小さいながらも事務室になります。右側にはロビーを・・・
左側は、ヒノキの良い匂いがする茶の間になります。


いよいよ、床板が敷き詰められていきます。
厚さ15ミリ、幅9センチのフローリング材を1枚1枚丁寧に
敷いて行くのでとても根気の要る作業です!! 


小石を混ぜた塗料を外壁に吹き付けて行きます。
考えれば考えるほど色使いに迷ってしまいましたが、思ってた以上に
良い仕上がりで、大変満足しています。


外壁、外壁の飾り柱、下周りの腰板と色合いのバランスが
大人しい感じで仕上がりました。
規制の中で作って貰った破風屋根も、立派に復元して貰いました。
真新しい銅板が眩しいほどに光り輝いています!!


一階はほとんどクロス張りも終わり、照明が取り付けられました。
選んだ甲斐あって、壁の色合いもおとなしい感じに仕上がっています。
窓も大きめのせいか、明るく風通しも抜群です!!


茶の間は、やっぱり和風のクロスにしました。すごく落ち着いた感じです。
今は本物の土壁みたいな壁紙があるんですネ!! 雰囲気が出てますョ!!
後は畳を敷けば、一応茶の間は完成となります。

玄関柱を格子のサンで繋いでみました。雨どいは受け金具が中に納まって
いるので、外見では見えないようになっています。
昔の面影を残しながら、現代的でモダンな仕上がりになっています!!

これは、フロントのガラス戸ですが、よく見ると戸車とレールがありません。
実は、アコーディオンカーテンのように上の溝で吊っているのです。
音も無くスムースな開閉で驚きました!!

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